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テナジー05とラザントパワーグリップ比較レビュー

テナジー05が手に入ったので3時間ほど練習しました。

テナジー05とラザントパワーグリップ(以下、ラザント)の比較レビューです。

今回は、エバンホルツ7のフォア側で使用しています。

まず、玉突きをすると、テナジーよりもラザントの方が手に響きました。

打球音もラザントの方が高めです。

テナジーは打球感があまりないのにボールが跳ねますね。 

サーブでは、ラザントの方が切れました。テナジーのシートは切る時にチッっという感じの摩擦音が聞こえます。横回転が混ざると切れるのですが、順下回転はラザントほどかからなかったです。

ラザントは打球感があり、シートも引っかかるので、サービス、ツッツキ、小さいスイングがやりやすく前陣で攻撃するタイプにあっていると思います。この打球感は好き嫌いがわかれるかもしれません。

下回転を持ち上げるときにテナジーは球離れが速いのでネットすることがありましたが、ラザントはしっかり持ち上げられました。

また、弾くような打ち方をすると、テナジーはどうしても山なりに飛び出そうとするため、真っ直ぐ狙えずオーバー連発。それに比べるとラザントは簡単でした。

ラザント最大のデメリットは、相手の回転をモロに受けるため、ループドライブを抑えたり、レシーブが難しかったことです。

あと中陣以降で使うには、パワーがないとドライブが失速しがち。

それに対してテナジー05は、良い意味で回転に鈍いと言いますか、ブロック、ドライブの打ち合いで相手の回転をスポンジが殺しつつバネのように押し出す感触がありました

インパクトのパワーが分散せす球に乗る感じです。

ちょっとだけ中ペンに貼ってペンドラをやりましたが、ラザントよりテナジー05の方がガンガンフルスイングできるので面白いですよ。

ただ、台上や軽打も球が伸びがちなので、小さく止めるのは技術が必要です。

総評としては、ドライブ主戦のトップ選手が使っていることだけあり、テナジー05はドライブ主戦が使うにはベストだと思います。

軽く打っても球が伸びますし、パワーがなくても、ドライブがやりやすい良いラバーです。(5年くらい前はブライスがこのポジションにいましたが、ブライスより良いです。)

ラザントは、粘着ラバーに慣れている人、前陣でプレーする人、台から離れる場合はパワーがある人向けかな。。。グリップ力は間違いなくラザントなので、もう少し軟らかくしたラザントグリップを試したいです。