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カール P-4 レビュー

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バックの粒高をカール P-1RからP-4に変えたレポートです。

TSPの比較を見ると、P-1RとP-4の違いはスポンジの軟らかさだけに見えますが、実際に並べて比較するとP-4の方が粒が細く少しだけ短いです。

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左がカールP-1R、右がカールP-4。

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弾みは、フェイントロング3のようなアンチスポンジなのでP-1Rよりは弾みません。

弾みが強い順で並べるとこうなります。

カールP-1R > フェイントロング2 > カールP-4 > フェイントロング3

 

粒自体も柔らかくスポンジにめり込むように倒れる感触があり、ツッツキが非常に切りやすいです。

粒が途中から倒れるカールP-1Rや、硬い粒がしっかり球を掴むフェイントロング2・3とは違う感触でした。

今回はいつも使用していた1.0mm〜1.3mmではなく、0.3〜0.6mmを使っています。

粒高はスポンジがある方がツッツキがしやすいのですが、カールP-4なら一番薄いスポンジで十分だと思います。

同じような飛び方でも、切れていたり切れていなかったり変化しているのでフェイントロング2を使っている時より相手のミスで得点が増えました。

カールP-1Rより断然ツッツキが低く切りやすく、フェイントロング2より変化幅が大きいのが特徴です。

 

ブロックやプッシュは控えめな変化で安定感があり、手首のスナップを利かせて叩くとドライブになるようです。

スイングが速く無い人はカールP-1Rの方が切れるそうですが、カールP-4は弾まないので寧ろ積極的にスイングスピードを上げていけると思います。

 

フェイントロング2 = FL2

フェイントロング3 = FL3

カールP-1R = P-1R

カールP-4 = P-4

 で比較表記すると。

 

ドライブに対するカットの切れ:P-1R > P-4 > FL2 > FL3

ドライブの抑えやすさ:P-4 = FL3 > P-1R > FL2

ツッツキのやりやすさ:P-4 = FL3 > FL2 > P-1R

全体的な使いやすさ: FL3 > P-4 > FL2 > P-1R

プッシュ、ブロックの変化:P-1R > FL2 > P-4 > FL3

といった感じです。