前陣異質向けの「ブロックマンII」
弾まない粒高用ラケットのブロックマンがリニューアルするそうで、今回はシェークが追加されてます。
前陣異質で粒高を貼っている選手がカット用ラケットを使っていることは珍しくありませんが、どこで差別化をはかろうかというと、おそらく板厚だと思います。
デフプレイセンゾーや松下浩二ディフェンシブは板厚が薄いので、強打すると板がしなります。ある程度はしなった方がカットがしやすいですが、粒高の切れは落ちます。また、強打時にぐにょっとしなるので、球離れが遅くスマッシュには適しません。
それに対して、ブロックマン2は、板厚が6.5mmと厚めで、”弾まない板で、しなりにくい板厚”になります。
紹介文にも書いてある通り、前陣で粒高の切れ、プッシュの球離れを活かしてチャンスボールをつくり、スマッシュへ得点するのが、他の弾まないカット用ラケットを使うよりはやりやすいかもしれませんね。
あとは硬さがどのくらいかによって好みが分かれそうですが、面白いラケットだと思います。