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2016 ITTF ジャパンオープン 感想

本気の中国メンバーが出てきたことで、オリンピックの前哨戦となった今大会。

結果としては中国の盤石ぶりにため息がつくほどでしたが、課題と共に期待が持てる試合もあったのではないでしょうか。

日本男子は残念ながら同士討ちや中国勢と当たってしまい早々に姿を消しましたが、試合内容は上々。欲を言えば韓国、香港勢と試合したかったですね。

韓国は大きなインパクトは無いにせよ取りこぼしが少なく、水谷隼以外は調子の良し悪しで負けてしまう可能性もあります。

香港は2大看板の黄鎮廷と唐鵬が力強いプレーで、直近の成績を見ても韓国、日本の選手には負けていません。

ポルトガルのフレイタス、ランキングには出てこないけど強いブラジルは下馬評通り。

U21で張本智和がカルデラノをストレートで破りその勢いで優勝したのは見事ですが、大島祐哉にパワー負けするところを見ると、これからの身体づくりが重要になってきますね。ちょっと声が大きいのが気になるのですが、そのあたりはマナー(?)として指導されるかもしれません。動画のコメントを見ていると、「あと数年立てば彼も大人になるさ。」という意見をよく見ます。

 

今大会で最もアピールできたのは松平健太ではないでしょうか。

しゃがみ込みサーブや、逆モーションのチキータを駆使しつつ、下がらず前陣での速い打ち合いで勝負していました。

中陣の打ち合いになると圧倒的に強い中国ですが、前陣での速い卓球であればミスがでやすく可能性があるかもしれません。